コンテンツページに画像は必須です、
という話はよく聞くと思います。
しかし、ただ闇雲に画像を突っ込めば良いということではありません。
画像の入れ方を間違えてしまってはゴチャゴチャした読みにくだけのコンテンツ。
画像の入れ方とは具体的には以下の二つの事。
* コンテンツに画像を入れる理由
* 画像の使い方
画像をマスターすると、コンテンツの見栄えを良くしたり読みやすくするだけでなく、コンテンツの価値を何倍にも上げることができます。
## コンテンツマーケティングに使う画像の種類
まず、コンテンツマーケティングで使う画像には大きく3つの種類があります。
* アイキャッチ画像
* イメージ画像
* 図
使い方に明確に決まったルールはありませんが、使い方が少しズレていたりクオリティーが低いと、それだけで素人っぽい感じが出てしまいます。
その結果コンテンツの価値を下げてしまうことになるので、注意が必要です。
### アイキャッチ画像
アイキャッチ画像とは、Eye(目)Catch(捉える)画像の事で、コンテンツページの一番最初、本文やキャッチコピーよりも先に目に入る画像の事。
言うまでも無く、人間の脳は文字よりも写真の方が簡単に情報を処理できます。
つまり、どれほど魅力的なキャッチコピーよりも写真の方が見てくれる確率が高くなる。
なので、文章の一番頭の部分に画像を配置することでページの滞在時間(精読率)を上げるというのアイキャッチ画像の考え方。
実際にアイキャッチ画像を使って見ると良く分かると思うのですが、ページの滞在時間は上がります。
つまり、ページを読んでくれる比率は上がるということ。
ただ、注意点として画像なら何でも良いのかというとそういうわけではありません。
* コンテンツに直接的に関係している画像
* コンテンツに間接的に関係している画像
など、コンテンツに関連性がある画像である必要があります。
ただ、興味を引きたいだけの画像では意味がないので注意が必要です。
### イメージ画像
イメージ画像には2通りの使い方があります。
* 長い段落を分ける、目休めのためのイメージ画像
* 文章をイメージする手助けとなるイメージ画像
私達が思っているほどお客さんはコンテンツを読んではくれません。
ましてや、文章を最初から最後まで一言一句読んでくれる人はほとんどいないでしょう。
ただでさえコンテンツを読んでくれないお客さんたちに文章をいかに読ませるかが私達の仕事です。
・・・
お客さんは長い文章を嫌います。
そのために文章の段落を細かく分けたり、文章と文章の間にイメージ画像(何でもいい)を挟み込むことでコンテンツを自体を読みやすくし、お客さんの精読率を高めることができます。
もう一つの使い方としては、文章自体の内容をイメージさせるために画像を使う方法。
お客さんがコンテンツを先に読み進めるためには、一つ一つの文章を理解してもらう必要があります。
なのですが、時には少し理解しづらい(分かりにくい)コンセプトを伝えなくてはならい時があります。
特に、専門分野のコンテンツサイトなどでは、あなたにとっては当たり前の事でも、お客さんにとっては始めて聞く話(コンセプト)という事が頻繁に起こります。
お客さんは理解できないと思った瞬間に読むのを止めてしまいます。
お客さんが少し理解しづらいかな?とおもったなら、理解を助けるようなイメージ画像を入れてください。
イメージ画像はお客さんがコンテンツを理解し、先に読み進めてくれる手助けをしてくれます。
### 図
私達がお客さんにコンテンツを読ませるのはお客さんになにかしらのアクション(行動)を起こしてもらう事。
お客さんが行動するには、お客さんは情報を理解する必要があります。
お客さんはあなたのコンテンツ(情報)を簡単に理解できることもあれば、理解するのに手間取る事もあります。
お客さんの立場に立って分かりやすく伝えたつもりでも、こういったミスマッチは必ず起こります。
そのために私達ができることは、できる限り多くの角度から同じ事を説明してあげること。
一見、私達の立場からすれば同じ事を何度も言うことになるので少し「ウザく感じてしまうのでは?」と思うかもしれませんが問題ありません。
むしろ、2倍、3倍のお客さんがあなたの伝えたい事を理解し、行動してくれるようになります。
図はあなたが伝えたい事を別の角度から伝える方法の一つ。
> 情報を体系化し、知識として伝える
ことで、お客さんは理解し、行動します。
## コンテンツマーケティングに使える画像のリソース
### 無料画像
アイキャッチ画像やイメージ画像に使える無料画像サイト。
日本語でもキーワード検索が可能です。
Pixabay – 無料で使えて検索もし易い。商用利用も可。
FreeImages.com – こちらも無料で使えて商用利用可。
### 図の作り方
PhotoshopやIllustratorなどの専門ソフトを使う必要はありません。
アイデアやコンセプトを視覚化したり、情報を体系化するだけなので
高度な機能やキレイなデザインよりも手軽さと簡便さが重要。
Mac でも Win でもプレゼンソフトがピッタリです。
Keynote(Mac) – Macに付属するAppleのプレゼンソフト(無料)
Power Point(Win) – Officeファミリーのプレゼンソフト(有料)