PREPの法則はあなたも聞いたことがあるかもしれません。
* Point – 結論
* Reason – 理由
* Example – 例
* Point – 結論
の4ステップで構成される論法(文章)フレームワーク。
このフレームワークを使って文章を書くことで、読み手は理解し易くなります。
仕事でも良くあるシチュエーションだと思いますが、ダメな人はいつも
「で、結論は何なんだ!、、、」
と怒られています。
結論から話し始めるとちょっと欧米的な感じが出ると思うかもしれませんが大丈夫です。
デキる人は事実、このようにコミュニケーションを取っていることが多いです。
コレがコンテンツサイトと関係があるかというと、大アリなんです。何かというと、結論が先に来ていないページはすぐに閉じられてしまうんです。
私達も普段検索エンジンをつかっているので良く分かると思うのですが、検索結果にはたくさんのサイト(ページ)が一覧表示します。
通常、上から順番にクリックしてページを見ると思うのですが、上から下まで一言一句読む事ってほとんどありませんよね?
検索エンジンで情報を探している人は、以下のような順番で情報を取捨選択します。
## あなたを阻む4つの門番
お客さんの頭の中には4つの門があります。
一つずつ門を開けて、門番である項目を一つ一つをクリアしなければ次の門に進んではくれません。
1. ページを開き、自分が探している情報かどうかを判断する
2. 上から下までざっと流し読みして、情報が読む価値があるかどうかを判断する
3. 自分に関係ありそうな項目を読んで、役に立ちそうな情報かどうかを判断する
4. 文章を全て読んで、全体像を把握し、情報を構造化する
という4つのステップを経て、やっと私達のコンテンツを読んでくれるのです。
人によって多少の違いはありますが、ほぼこのように情報を判断しているのは経験でなんとなく理解してもらえると思います。
ここでのポイントは1つめの門番である、自分が探している情報かどうかを判断するステップ。
簡単に言えば、ページを開いた瞬間に探している情報の答えが、
* ありそうに感じるか
* なさそうに感じるか
の2つしかありません。
つまり、私達が学校で習ってきたような「起承転結」で文章を書いていたら3秒以内に閉じられてしまうのです。
検索エンジンからのお客さんは、「答え」を探しています。
ページタイトルや、コンテンツの1行目の文章を「答えがありそうな感じ」に見せなくてなりません。
そのために、まず結論をハッキリと示す文章フレームワークであるPREPの法則を使い、お客さんを滑り台に乗せる事が重要です。