WordPressのエディタではリンクをカンタンに設定する事ができます。
- テキストをクリックすると別のページに飛ぶリンク
- 画像をクリックすると別のページに飛ぶリンク
それぞれ見た目は違いますが、機能も作り方も同じです。
また、WordPressにはリンクを張るための便利な機能もあるので覚えておくと生産性が上がります。
かなりの時間を短縮できるようになります。
リンクの設定方法
リンクの設定は、エディタから行います。
ですので、
- 新規投稿
- 投稿の編集
いずれかの画面でエディタを開きます。
テキストと画像、いずれもリンクの設定方法は同じです。
テキスト、または画像を挿入後、リンクを張りたい範囲(画像)を選択します。
選択された状態のまま、上部のツールバーにある「リンクボタン」をクリックします。
すると、リンクの設定をおこなうダイアログボックスが表示されます。
項目がいくつか出てきますが、カンタンなので一つずつ説明していきます。
URL
URLはリンクをクリックしたときに開くページのURL。 外部サイト(自分のドメイン外のサイト)に飛ぶときには、ココに設定をします。
もちろん、内部リンク(自分のサイトのコンテンツページ)もURLを設定できますが、「既存のコンテンツ〜」の機能を使う方がカンタンです。
内部リンクの場合にはそちらからリンク設定をします。
リンク文字列
範囲選択した文字がそのまま、この項目に入ります。
なにも変更は必要ありません。
リンクを新ウィンドウまたはタブで開く
リンクをクリックした際に、現在のページが切り替わるのでは無く、新しいページでリンク先を開く設定です。
集客サイトを作る範囲内では、
- 外部サイト → 新ウィンドウにチェック
- 内部リンク → そのまま
でOKです。
または既存のコンテンツにリンク
既存のコンテンツページにリンクを張るのに、とてもパワフルな機能です。
内部リンクを作るのに、現段階でこれ以上便利な方法は無いと思っています。
▼(下三角形)の小さな矢印をクリックすると、過去に作成したコンテンツページ一覧が表示されます。
一覧は新しい順にコンテンツのタイトルが並んでいます。
内部リンクを張りたいコンテンツを選択し「リンクを追加」をクリックするとリンクが完了します。
リンクを設定するメリット
リンクは積極的に張ってください。 お客さんにとって有益な情報、あなたのコンテンツの情報を補足/サポートする情報や、ソースとなる情報。
googleは「関連性のある情報のリンク」を評価する
と覚えて置いて欲しいと思います。
あなたが本を出版することを想像してみてもらえると分かりやすいと思います。
ただ、あなたの考えだけを書き連ねた自己満100%の本よりも、他の人の意見や裏付け、証明や考察などがモリモリの本の方がお客さんからみた価値は高いと思います。
googleの順位評価システムも同じで、関連性の高い情報とたくさん紐付いている情報を価値が高いと評価する傾向があるのです。
リンクを張る頻度と付け方
「リンクがgoogleにとって高評価なら、どんどん付けちゃおう!」
と考えてしまうのですが、あまり付けすぎても意味がありません。
リンクには適度なバランスが必要です。
専門書や専門家の間では
「1ページに○個」
「ページ内に○%」
といった指標を作っていますが、あまり意味はありません。
正解は、お客さんが「ギモン」に思う部分を補足するということ。
- えー、これホントなの?
- あなたの勝手な思い込みじゃないの?
- もう少し別の角度からも補足したほうが良いかな
- 前提条件として、この情報は知っておく方がいいかな
対人のコミュニケーションで、相手の反応を見ながら会話の流れを変えるのと全く同じです。
お客さんの状況ごとに考える事は違うと思います。
それでも、あらかじめ先回りするコミュニケーションを考えたときに、どこにどんなコンテンツをリンクすれば良いかは自動的に見えてきます。