投稿へのタグ設定は一手間がかかるのでどうしても飛ばしてしまいがちになってしまいます。
タグの設定は
- コンテンツを多角的に再利用
- 関連投稿の表示
- コンテンツ同士の関連性を検索エンジンに明示
と、コンテンツの価値を高めていく事ができてコンテンツが増えれば増えるほどかけ算で価値が高まります。
あとからでも良いのでちゃんと設定をしておくことをオススメします。
タグの入力方法
タグは投稿の編集画面からから入力します。
投稿を入力後、コンテンツの中心となるキーワードをいくつか入力します。
コンマ(半角英数)で区切ると、複数のタグを一度に入力できます。
1単語、もしくは2単語程度まででオススメします。
2単語の場合にはスペースで区切ります。
一度使ったタグは数文字入力するだけで、スマホなどの推測変換のように候補をズラっと出してくれます。ですので、同義語を入力してしまったりする事も少なくなります。
効果的なタグの付け方と使い方
カテゴリが「目次」ならタグは「索引」
個人的には本には大きく2種類の読み方があると思っています。
木と森の関係で情報を理解するイメージです。
- 目次から全体像を把握して森全体を理解する
- 索引から関連する情報「だけ」を抜き出し、木を探す
どちらも本の中にある情報を利用することに違いは無いのですが、見る角度が違う事で利用する方法が変わります。
コンテンツマーケティングではカテゴリを「お客さんのニーズを段階的に並べた目次」とするなら、タグは「お客さんがお客さん視点で探すキーワード集」となります。
つまり、簡単に言ってしまえばお客さんは365日24時間さまざまな角度からあなたのコンテンツを探しています。
全て把握するのはほぼ100%不可能です。
そのために、コンテンツ(投稿)の中心となるキーワードをいくつかピックアップして記載しておくのがタグになります。
例えば、
- 和食
- 洋食
- 中華
というカテゴリを持つレシピサイトを運営しているとします。
ジャンルごとのレシピを分かりやすく整理することはできていますが、特定のニーズに対する欲求を満たせていません。
具体的には、
「チキンを使ったレシピを知りたい」 「糖尿病対策によい減塩メニューを知りたい」
といったニーズには応えることができません。
個々のレシピコンテンツに
「チキン」「減塩」などのタグが付いていれば、コンテンツを横断して
- チキンを使うメニューだけ
- 減塩メニューだけ
という情報のまとめ方ができます。
また、タグはコンテンツ同士の関連性を明示できます。
あからさまに目に見えてわかる程ではありませんが、コンテンツ量が増えれば増えるほどSEO(検索エンジン対策)効果もでてきます。
タグでコンテンツをグループ化できるので、専門化されたコンテンツの集まりになるのが理由です。
タグは頭で理解するよりも一度使ってみる方がカンタンです。
いつでもタグを消すことはできますし、デメリットはありません。
長期的なメリットは確実にあるので、コンテンツマーケティングをするなら絶対にやっておくことをオススメします。