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WordPressエディタの改行方法 – 2種類の改行の使い分け

WordPressでとても良くある質問の一つが、改行。

「行と行の間隔が広すぎて、読みにくい」 「行間をもっと狭くできないの?」

実際に使って見ると、そう感じることが出てくると思います。

実は、WordPressには2つの改行方法があって、それぞれを使い分ける必要があります。

結論だけ言ってしまえば、

  • Enter(Return)→ 大きな改行
  • Shift+Enter → 小さな改行

になります。

私達は、

改行=Enter(Return)と覚えていると思いますので、WordPressでは「大きな改行」になってしまいます。

その理由と仕組みが分かると、カンタンに使い分けができるようになります。

なぜ2種類の改行があるのか?

WordPressには、2種類の改行があります。

私達が「改行」というと、こんな改行を想像すると思います。

通常の改行

なのですが、実際にエディタで「Enter(Return)」キーを押すと、大きな改行になってしまいまうので、戸惑ってしまいます。

P改行

見た目には小さな改行と大きな改行に見えるので、改行の大小だと思ってしまうのですが、

P改行とBR改行

WordPressでは

  • 小さな方を「改行」
  • 大きな方を「段落」

として明確に区別をしています。

ですので、私達が改行を使用と思って押している「Enter(Return)キー」は、WordPress的には「段落変更」になっているのです。

Pタグは段落

ですので、通常の改行をしたいときには、

「Shift+Enter(Return)」

を押す必要があります。

PタグとBRタグ

WordPressの内部的な話を少しだけすると、

改行をBRタグ(
)、 段落をPタグ(

)といいます。

ソースコードはこのようになっています。

PタグとBRタグのソースコード

Enter(Return)は、

「Pタグで囲みなさい!」

という指示になるので、
<p>タグで新しい段落を作ります。
 

Shift+Enter(Return)は、

「BRタグを挿入しなさい!」

という指示になるので、
<br />タグを挿入して、改行を入れます。

Pタグは段落

どちらの改行を使うべきか?

  • 大きな改行
  • 小さな改行 と考えると分かりやすいので、どうしても見た目の感じで改行の大きさで考えてしまいがちです。

どちらの改行を使うべきかは、「見た目」ではなく、「構造」によって使い分けをしましょう。

構造とは「改行」なのか「段落」なのかを明確にするということ。

改行と段落は、HTML言語で明確に使い分けられているので、それに合わせる必要があります。

改行と段落の使い分けは上位表示に関係する?

改行と段落をちゃんと使い分けると、検索エンジンがコンテンツを分析/理解し易くなります。

その結果コンテンツの価値を高く評価してもらえるようになり、検索結果に影響を及ぼします。

「そんなことまで関係あるの!?」

と思うかもしれませんが、そこまで考えておく方が間違いが無いことは確かです。

今はまだ影響も小さく、あまり順位にも関係性が薄いかもしれませんが、検索エンジンは驚くほど早いスピードで進化しています。

文章として改行が必要な場合には「改行」
話が変わるなど、段落が必要な婆には「段落」

私達は長期的にコンテンツを作り、集客サイトを組み立てていきます。

検索エンジンとも健全な関係性を保つために、正しい使い方をしておいて損は無いと思います。

<p>タグと<br />タグの使い分け方とは?

WordPressのビジュアルエディタは、私達が入力した文章を自動的にHTMLに変換してくれる便利な機能。

見た目では改行の大小なのですが、WordPressの内部的には、

  • 小さな改行は<br />タグ = 改行
  • 大きな改行は<p>タグ = 段落(パラグラフ)

として自動変換されています。

PタグとBRタグのソースコード

ただし、私達が通常ビジュアルエディタでコンテンツを作ったり、編集したりするときにはこれらのタグを意識する必要はありません。

  • 改行 = Shift + Enter(Return)
  • 段落変更 = Enter(Return)

と覚えておくだけで問題ありません。

ただ、内部的にタグを使い分けているんだな。

と知っておくと、改行の大きさがコントロールできなくてストレスになる事が無くなります。

テツ夫

テツ夫

Digima Pty.Ltd. CEO デジタルマーケティング、WEB集客・販売、コンサルティング、セミナー事業
20年を超えるSEO・コンテンツマーケティング・オンラインセールス・コンテンツビジネス・アフィリエイトマーケティングの経験を活かし、5億円/年のWEB集客や1億円以上のデジタルコンテンツ販売事業を複数立ち上げる。

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