次のステップは「デザイン構成」。
あなたが頭に思い描いているサイトのイメージがなんとなくあると思います。
それを、実際にカタチに変えていくステップです。
デザイン構成を決めるには大きく2つのステップで行います。
- デザインとレイアウトを決める
- デザインを探してあなたのサイトに入れる
集客用WordPressのデザイン/レイアウト構成を決めるには?
白紙のキャンバスに自由に絵を描くようにWordPressのレイアウトも自由に決めることができます。
趣味のブログならどんなレイアウトやデザインにしても良いのですが私達が今から作っていくのは集客用のサイト。
ですので、目的に合わせてレイアウトを決める必要があり、デザインを決める必要があります。
集客用のサイトを作るにあたって最も簡単なのは、すでにうまくいっているサイトとを真似すること。
真似と言っても単純に全く同じものを作るということではありません。
基本的なレイアウトと要素を真似するということです。
うまくいっているサイトにはうまくいっている理由があります。
ここではあなたのサイトがうまくいくためのレイアウトや、デザインのガイドラインについて解説します。
まずはガイドラン、その上であなたのサイトイメージを組み込んでいってください。
集客できるWordPressレイアウトの原則
そもそも自然に集客できるサイトとは、アウトバウンドではなくインバウンド。
訪問者が探してくれるサイトです。
目指すのはインバンドのコンテンツ。
悩みや問題を解決できる情報をネットで探した結果、お客さんがたどり着くページを戦略的に作っていくことです。
対して、アウトバウンドとはこちらが言いたいことをお客さんに押し付けること。
PPCやバナー広告からのアクセスがこれに当たります。
自然に集客するには検索エンジンからのアクセスを増やす必要があります。
検索エンジンからのアクセスを増やすためにやらなければならいことはテクニック的なSEO(検索エンジン最適化)ではなく
お客さんの気持ちを理解すること
この辺りのコンセプトについてはまた詳しくお話ししていきますが、お客さんにとて価値のあるコンテンツを作らなくてはならないということだけを今は覚えておいてもらえれば大丈夫です。
その上で、
お客さんが悩みや問題を抱えて情報を探している中、あなたのページにたどり着きます。
さて、あなたのページはどんなページになっている必要があるでしょうか?
…
そう、お客さんは検索ボックスに必死で考えたキーワードを入力して、「答え」を教えてくれるサイトを探しているんです。
「問題」に対しての「答え」を返すページ。
一言で言えば、答えを返すページに辿り着いて、またそこから情報を探さなければならないようではお客さんはすぐにページを閉じて別の検索結果を探しに行ってしまいます。
これが、ほとんどのコーポレートサイトが結果を出せない原因です。
集客にうまくいっているサイトは、例外なく「答え」をわかりやすく教えてくれるページになっています。
では具体的に「答え」を返してくれるページの特徴はどんなものか考えてみましょう。
成功している集客サイトに共通するレイアウトの特徴
- シンプルなレイアウト
- 答えに直結した見やすいタイトル/キャッチコピー
- 無駄な広告でお客さんを混乱させない
- 無駄なナビゲーションでお客さんを混乱させない
- 次のステップへの明確なアクションがある
これだけでもなんとなく少しイメージができますよね。
逆に、いろんなものが詰め込まれてごちゃごちゃしているレイアウトで
検索したこととは全く関係なさそうなタイトルやキャッチコピー
目につくのは無駄な広告ばかりで
どこに何があるかわからない散らかったナビゲーション
「ふーん」で終わってしまうコンテンツ
といったサイトでは、お客さんはページを閉じてすぐに別の、もっと良い検索結果を探しに行ってしまいます。
- せっかくサイトに来てくれたお客さんに失望されて帰られるのと
- お客さんに答えを返して満足させ、評価を得て、次のステップに導いてあげるのと
どちらビジネスに繋がるでしょうか?
答えは明白です。
お客さんが満足する答えを返すことに関しては、コンテンツが最も重要。
つまり、何を書くか、ですね。
ただし、せっかく良いコンテンツを作ったとしても、良いコンテンツに見えないのは問題。
お客さんはサイトに訪れてもわずか3~4秒でサイトに答えがあるかどうかを判断します。
答えがあれば読み進めますし、答えがないと「感じたら」その時点でいなくなってしまいます。
集客に成功しているサイトは、ページを開いた瞬間に探している答えが目に入ってくるレイアウトになっています。
稼げるサイトのデザインの法則
集客ブログにはレイアウトだけでなくデザインも重要。
上で紹介しているサイトや、日本国内でうまくいっているサイトも沢山ありますがデザインは様々。
デザインに関して「これだ!」という答えはありません。
逆に言えば、どんなデザインでもいいんです。
ただ、一つだけガイドラインを定めるのであれば、「エディトリアルデザイン」を基礎に置くこと。
エディトリアルデザインを使うだけで、
- お客さんが情報を正しいと自動的に認識してしまう
- 他の情報に比べて信頼性が増してしまう
- 最後まで読み進めてくれる確率がアップ
- あなたのことをエキスパートと認識してしまう
といったメリットがあります。
なぜうまくいっているサイトはエディトリアルデザインなのか?
私たちの脳に知らない間にプログラミングされてしまっている心理効果を逆手に使います。
エディトリアル(編集)デザインとは、簡単に言えば雑誌や新聞と同じ体裁にするということです。
なぜかというと、新聞や雑誌は
自動的に信頼できる情報だと脳が認識してしまう
からです。
私たちは子供の頃から新聞や雑誌を読んで育ってきているはずです。
そして新聞や雑誌からの情報は常に正しいという前提で情報を受け取ってきました。
それに比べて、WEBの情報は「いいかんげんで裏付けのない情報」と認識します。
ホームページの制作屋さんは「わざわざWEBに見えるホームページ」を好んで作ります。
つまり、あえて信用が無く、いいかんげんに見られてしまうページを作ってくれるんです。
それも、高いお金を取ってです…。
お金を生まないものにお金を払うのはバカらしいとすぐに理解してもらえると思います。
派手で、見栄えが良くカッコ良いページを作らないでください。
集客サイトにとっては全く逆のベクトルが働きます。
私たちはシンプルで、読みやすく、最低限の信用を得られる程度のエディトリアルデザインでサイトを作ります。
デザインがコンテンツやメッセージよりも目立ってはいけません。
「ホームページかっこいいね!」と言われた時点で、負け確定です。
それが、結果を出すためのデザインに最も必要な考え方です。
少し極端に聞こえるかもしれませんが、
- メッセージ
- デザイン
という絶対的な順番を間違えないようにしてほしいと思います。