WordPressのプラグインとは、一言でいえば様々な便利機能を自由に付け加えられるWordPressの機能。
今まで、
- 誰か他の人のサイトを見て「あ、これイイな」と思った機能を自分のサイトにも付けたい
- 毎回同じ事を繰り返す面倒な反復作業をカンタンにできるようにしたい
- 専門知識が必要なホームページのカスタマイズをしたい
といった事は今まではお金を払って制作会社さんにお願いするしかなったのですが、WordPressではプラグインという機能を使うことでほとんどの事は事足りるようになりました。
何でもできるというとワクワクしてきそうな感じもしますが、実際にプラグインを探すと困惑することになると思います。
数が多すぎるのです。
世界中の人が膨大な数のWordPressプラグインを使っているので、
- どれが良いのか
- どれが使えるのか
- どれが必要なのか
の判断基準がわからなくなってしまうのです。
カメラには「レンズ沼」といって、膨大な数があるレンズにハマってしまう現象があるらしいです。
プラグインを探し始めると楽しいのでついつい時間を費やしてしまうのですが、まずはコンテンツを作るところに集中しましょう。
私達は、最低限の時間と労力で集客サイトと作ります。
集客サイトでコンテンツマーケティングを組み立てるために必須のプラグインだけをまず入れてもらえればと思います。
コンテンツマーケティングに必須のおすすめプラグイン
集客サイトを作って、まずやることは2つ。
- お客さんにとって価値のあるコンテンツを作る
- 価値のあるコンテンツの価値をさらに高める
つまり、コンテンツマーケティング初期のステージでやることは、ひたすら「書く」と「編集」の繰り返しです。
「えー、めんどうくさい・・・」と思うかもしれませんが、この段階が一番タイヘンですが、あとからドッサリ返ってきますので楽しみにしていてください。
コンテンツマーケティングで使うWordPressプラグインには大きく5つの種類があります。
- 長期的にサイトを運用するためにサイトの保守管理を助けてくれるプラグイン
- コンテンツを作ってく課程を助け、作業を楽にしてくれるプラグイン
- 作ったコンテンツのパワーを何倍にもし、アクセスを増やしてくれるプラグイン
- アクセスしてくれたお客さんとの関係性を深めるためのプラグイン
- お客さんを、登録や販売といった行動に結びつける手助けをしてくれるプラグイン
私達がまず入れておくのは上から3つ。
一つずつ順番に
サイトを守るためのWordPressプラグイン
サイトを守るプラグインは面倒なメンテナンスや管理作業を私達の代わりにやってくれる便利なツール。 作業が必要なのは初めだけなので、忘れずに入れておきましょう。
BackWPup
WordPressサイトを運営していると、かなり頻繁に外部からの攻撃にさらされます。 どんなに高価なサーバやシステムエンジニアさんであってWordPressを100%守る事は不可能です。
とはいえ、忘れずにバックアップを取るのはタイヘン。
BackWPupはバックアップを自動で行ってくれるプラグイン。
絶対に入れておいてください、「必須」です。
Google XML Sitemap
私達が作るコンテンツサイトは、検索エンジンからのアクセスが超重要になります。
検索エンジンに対して、
- サイトのページ構成(サイトマップ)
- ページの作成、更新通知
といった事を、ちゃんと伝える必要があります。
と、言われても、「どうやって?」になってしまうとおもうのですが、
Google XML Sitemapsは、コンテンツサイトのサイトマップを自動的に作成し、記事の公開や更新を全て自動でGoogleやBingに通知してくれるプラグイン。
コンテンツを作るためのWordPressプラグイン
コンテンツマーケティングで集客サイトを成功させるためには、継続的なコンテンツ(記事)作成が必要不可欠。
しかも、書くだけでは終わりません。
編集や記事の体裁を整えたりと、やることは盛りだくさん。
コンテンツを作るためのツールは、「ルーティーン作業」を効率化して時間を節約してくれます。
Editorial Calendar
集客サイトのコンテンツを作っていくプロセスは、趣味ではなくビジネス。
コンテンツマーケティングで一番タイヘンであるこの課程を、最もカンタンに進める方法はやらざるを得ない環境を作ってしまうこと。
あなたが計画的なタイプでも、クリエイティブなタイプでも、コンテンツに関してはあらかじめスケジュールを立ててコンテンツを増やしていくのが環境を作るはじめの一歩です。
Editorial Calendarはコンテンツの作成スケジュールをダッシュボードからわかりやすく管理できます。
Easy Content Templates
あなたの話し方や行動に「癖」があるように、コンテンツにも「癖」があるはずです。
これを、文章のパターンとか、フレームワークといいます。
毎回まっさらな白紙の紙に文章を書いていくよりも、「テンプレート」がある方が書きやすいと思いませんか?
Easy Content Templatesを使えば、自由に文章のテンプレートを作る事ができます。
また、HTMLを含むテンプレートを作成することもできるので毎コンテンツに目次を入れる場合などに絶大な効果を発揮します。
アクセスを増やすためのWordPressプラグイン
アクセスを増やすためには、「質」と「量」の2つの軸から考える必要があります。
「質」とはコンテンツのクオリティー。 ただ内容が良いだけでもダメで、検索エンジンに対しても理解し易く、整理されたコンテンツでなくてはなりません。
「量」とはコンテンツの露出。 ソーシャルブックマーク、FaceBook、Twitterなどを使う事で、価値のあるコンテンツはかけ算のようにアクセスを増やすことができます。
質の施策も量の施策も、高度な専門知識と技術や作業が必要です。
これらのプラグインは短時間の簡単な作業をするだけで絶大な結果をもたらしてくれます。
All in One SEO Pack
SEO(検索エンジン最適化)で結果を出すには専門知識が必要です。
ネットや書店で調べた程度の付け焼き刃の知識と、実際に生のサイトを運用して得る知識とは雲泥の差があります。
All in One SEO Packの項目をただ、黙々と埋めていくだけで私達はWordPressSEOに必要な8割以上の施策を行うことができます。
WP Social Bookmarking Light
たまたま書いたコンテンツがソーシャルサイトに「シェア」されて、アクセスが爆発するといったことは頻繁に起こります。
コンテンツをカンタンにシェアできて、なおかつキレイなデザインを保つページを作るには高度なHTMLとCSSの知識が必要です。
WP Social Bookmarking Lightは数クリックで見やすくキレイなシェアボタンをコンテンツに配置する事ができるプラグインです。
WordPress Related Posts
PV(ページビュー)という指標がサイト価値を計る基準の一つになっています。 PVとは、ページを見られた合計回数なので、
- 1人の人が1ページ見たら「1PV」
- 1人の人が4ページ見たら「4PV」
せっかくページにきてくれたお客さんには、関係している別のコンテンツも見てもらいたいと思いますよね。
WordPress Related Postsを使えば、「自動的に」関連するコンテンツをページに分かりやすく表示してくれます。
そうすることで、PVをかけ算で増やしていくことができるようになります。
WordPressプラグインとSEO
私達が作る集客サイトでは、たくさんのプラグインを入れる必要はありません。
WordPressの公式プラグインディレクトリに登録されているプラグインだけでも、4万個以上。
おすすめ系のサイトを見ても、「50選!」「100選!」と言われても、普段はほとんど使わないものばかりです。
やりたいことが出てきたら、プラグインを探す
という順番で問題ありません。
プラグインは少なければ少ないほど良い
プラグインはWordPressの魅力の一つでもあり、強力な機能の一つです。
なのですが、プラグインを増やせば増やすほどサイトは重くなるというデメリットも併せ持っています。
サイトが重くなると
- 検索エンジンの評価が下がる
- お客さんがページを見なくなる
というデメリットが出てきます。
プラグインの機能を実行するために、サーバのCPUやメモリを使うことになるので、結果としてページの表示速度が落ちてしまうためです。
「何か最近アクセスが少なくなったなー」
「管理画面が重いなー」
と思ったら、プラグインを入れすぎていたのが原因、ということも良くある話です。
できる限り最小限のプラグインでコンテンツサイトを運用することをオススメします。